「家事楽動線」を取り入れた間取りについて

先日、雑誌をみていたら、「女性でも入りやすいラーメン屋」という特集が掲載されており、
そこには、本来男性向けのものが、間口を広げて営業をするためのポイントが書いてありました。

たしかに、雑誌やテレビの特集でも、最近はよく「女性のための○○」や
「育メンのための○○」、「家族連れのための○○」という表現を見掛けます。

家づくりで考えてみると、どんなテーマが喜ばれるでしょうか。


 例えば、こどもがいる家庭では家の中で一番多く時間を過ごすのは、
子育てママや子育てパパではないでしょうか?


料理・掃除・洗濯、そして育児まで、家の中で頑張ってらっしゃる子育てママ・子育てパパのために家づくりでは、家事を応援する間取りプランがあります!

今回そのひとつとして、ご紹介するのは【家事楽動線】です!!

 家事をする方ならよくわかると思いますが、時間と労働のかかる家事はできるだけ楽に済ませたいですよね。
そのためには、家事導線がとても重要になってきます。

例えば
・必ず家を出入りする。
・洗濯で洗った衣類は、ベランダやバルコニーを使って干す。
・料理をするとき、調理途中で外に出ることは少ないかもしれませんが、
 買い物をした食材を冷蔵庫にしまう、キッチンで出たゴミを出す。

など、家事をする方はAをしたらBをするというルートがあります。


そこを改善する策として打ち出したいのは、
例えば
・買い出しをの食料品はすぐにしまえるように、勝手口をつける。
・勝手口の横にはパントリーとキッチンを配置してその奥にランドリールームを設ける。
・洗濯物が終わったらキッチンとパントリーを抜けて、そのままバルコニーに出られるようにする。

このようにすれば、効率よく作業ができますよね!


 また、こどもから目を離さず家事ができたり、家事が早く終われば、こどもと一緒に遊ぶ時間も確保できたり、
家事が楽になれば、こどもも一緒に家事を手伝うこともできるようになります。そうすれば、家族のコミュニケーションの増加にもつながるでしょう!


お家づくりをする際には、このようなことも加味しながら、得する間取りを選んでみてください!!